相続トラブルの原因

相続トラブルの原因

なぜ遺言書が必要か。様々な理由がありますが、作成する一番の目的は、何と言っても「相続トラブル」を未然に防止することにあります。事前対策として非常に有効な手段であることは皆さんご承知のことでしょう。しかし、特別な事情や複雑な家族関係でもない限り、ご自分の事となるとそれほど切迫してはいないと考えがちなものですね。ここで、ネット上で読んだものなのですが非常に興味深いアンケート調査の結果を記載してみます。相続トラブルを経験した方に対する調査で、その原因は何かというものです。
1位 遺言書がなかった為、自宅を誰が引き継ぐかで揉めた 41%
2位 生前、親の面倒を見た兄弟と見なかった兄弟の取り分で揉めた 21%
3位 相続手続きが煩雑で多忙な中、大変だった 12% 
4位 親の借金をどうするかで揉めた 11%
5位 疎遠になっていた親族と連絡が取れず、手続 きが難航した 9%
6位 相続した不動産の名義変更をしなかったため揉めた 6%
以上のような結果のようです。注目すべき点は、4位・5位に関しては借金という特別な事情や、離婚歴などの複雑な家族関係があることが考えられますが、それ以外の原因については、まったく一般的なご家庭に起こり得る問題であるということです。パーセント割合の大部分がそうであるということですね。相続トラブルは決して人ごとではないということを表したデータだと思います。未然に防げるものは、もう皆さんおわかりですよね。

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