先祖代々の土地

先祖代々の土地

お盆休みも終盤です。毎年、やはりこの時期はご相談件数が増えます。普段はなかなか集まれない家族・親族でも顔を合わせることが出来る時ですので、ご先祖を偲びながら、相続についても皆で話し合える数少ない機会と言えます。そのようなことから、お盆の前後にはご相談も増えるのでしょう。
日常の生活に戻ると、日々の忙しさにも追われ、相続に対する意識も薄れがちになり、また時間だけが過ぎて行くことになるものだと思います。
ですから、相続手続き未了のご家族の場合には、故人を偲びながら皆で話し合い、円満な相続をする場ともして頂きたいのですが、実は先祖代々の土地などでは名義変更がなされていないこと自体に気付いていない方も意外と多いのです。そこには、様々な事情があると思いますが・・。その多くはかなりの年数が経過してしまっているケースとなります。祖父や曾祖父の名義のままといったものですね。そうしたことがご相談・ご依頼を受けてから発覚するというケースも現実にあるのです。複数の土地があって名義変更されているものとされていないものがある場合もありますし・・。
そうなると相続人の確定をするだけでも大変な作業となる場合が多くなります。当然、上記のようにお盆に集まれる親族だけの話合いでは済まなくなってくるわけです。
ですから、ご先祖代々に渡って承継してきた土地を所有されており、少し不安のある方は念のため、登記名義人の確認をしてみましょう。意外とあるものなのですよ。

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